カラス切り機

カラス切り機

昭和40年代から使っているこの機械は四角形の厚紙に半切れの罫線(折り目)を入れたあと4隅を直角に切り落とす機械で、貼り箱と角留め箱の製作工程で使用します。この「カラス切り機」とはかれこれ17年くらいの付き合いになるのですが、今だにうまく使いこなせません。切り落とす紙の厚さや種類、半切れ罫線の入れ具合、板紙を断裁する時のサイズが1mmでもずれたりすれば、正確に切り落とすことは出来ないわけで、最終的に微調整を人の手の感覚ですることになります。ひょっとすればずっとこのまま使いこなせる日は来ないかもしれませんが、まだまだ長い付き合いになることには変わりないのでお互いに切磋琢磨して頑張っていきたいと思います。

なぜ「カラス」なのかは不明です。