先日、土佐清水市で柿渋染めをされてます「YURUKURU」様とお会いすることが出来ました。「Ryoshi Ami TAWASHI」 は地元の漁師さんが使用する網を使って地元のお母さんたちが作った手作りのたわしです。洗剤を使わずに汚れや水あかなどが落ちやすくとても丈夫で長持ちします。売上の一部は地元の森林保全団体に寄付をして、地元のお母さんたちに制作代としてお支払いをしているとても素敵な商品です。そして個人的にすごく気になったのは画像左のパッケージです。印刷会社やデザイナーさんに依頼したのではなくほとんど手作りで、紙の仕入れからロゴの考案、紙の折方、折り目の入れ方、そして角と角を糸で縫い合わせるまで全て自分たちで作った本当に素晴らしいパッケージだと思います。YURUKURU様の全てにおいて丁寧に手間暇かけて出来るアナログなものづくりは今の時代と逆行しているのではなく、戦後復興の時代や高度成長期、バブル期まで昔の日本のものづくりの素晴らしさを今風にアレンジした新しいかたちだと思います。
(熱くなりすぎました、偉そうなこと言ってすいません)
これから、もっとたくさんの刺激を受けれることを楽しみにしております。