やりがい

もみじ

はじめてお問い合わせをいただいたのは今年の4月。

少し進捗してなっかたのも含めて約9か月間の期間を経て、12月に販売開始の商品の紙箱を制作させていただいておりました。

この紙箱に関しては僕自身何もかも初めて経験することばかりでお客様には大変ご迷惑をおかけしておりまして、メールや電話でのやり取りをしていましたが、自分では分かっててもそれをお客様に分かるようにうまく説明出来ず、とても苦労しました。

そんなこんなで11月になり納期まで1ヵ月を切ったつい最近、いつものように夕方電話での打ち合わせをひとまず終えて電話を切った後すぐにまた電話がかかってきました。

お客様  「明日高知に行くので最終の打ち合わせをさせていただいてかまいませんか?」

僕     「えっ!はい!かまいませんが、福岡から来られるということですか…?」

お客様  「はい」

僕     「…」

呆気に取られて少し時間が止まった感じでしたが、今冷静に考えてみればもちろん販売までもう時間がないからという理由もありますが、それより、たかだか紙箱にこれほどまでに真剣になっていただき、何より一時間ほどの打ち合わせのために高知までわざわざ来ていただいていることに熱意を感じて、自分でも今の仕事にとてもやりがいを感じることができました。

そして次の日、紙の卸業者さんにも来ていただきお客様と3人で高知市内で打ち合わせをしてなんとか話もまとまり、お客様は初めての来高でしたが滞在時間2時間ほどで帰られました土佐。